最近考える一般常識とは違う重要なこと

一般常識というのは凄く良く出来ていてそれを守ると生活上不具合なことが起きにくくなると思います。ですが本エントリでは、最近私がよく考える「一般常識とは少しずれたこと」についていくつか挙げてみます。

自慢をする

人に自慢することは本当に気分が良いことです。聞いてるほうはつまらないことが多いですが、少し自分に自信をなくしてふさぎ込んだりすることがあるくらいだったら、過去の栄光なんかを話して「ウザいけど元気な奴」でいたほうが周りも心配がないでしょう。

例えば、みんなが自分の自慢ばっかりしていて誰も聞いてない社会と、少数の人が自慢して他はウザそうに聞いてる社会があったら、前者のほうに僕は住みたいです。自慢が敬遠されるのは、聞くだけの人がいるからです。みんな自分で自慢ばっかりするようになればコミュニケーションが成立しなくなり、「人と話し合う」ことが出来ないので「行動して自慢する」しかなくなります。

有言不実行

「あいつは言うことは言うけど行動しないよね」という評判が立つことは遺憾なことです。でも、1000の大言壮語を言って何だかんだ運だけで10のことを実現するAさんと、いつも控えめで言動は小さく1のことしかいわず物凄い優秀で10のことを独力で実現してしまうBさんという2人がいたとしたら、AさんもBさんも成し遂げた業績は一緒です。途中のプロセスは世間がAさんとBさんのどちらを好きかという好みの問題であって、アウトプットは同等です。

なので、もし自分が大言壮語を吹いてヤル気が湧いてくるタイプだったら、批判を気にせず言いまくることです。もちろんそうやって目立つのが好きじゃない人は、不言実行で自分の価値を高めるようにすればいいだけです。

ミーハーになる

有名人の影響を受けやすかったり流行に振り回されたりすることはみっともないけど、それでヤル気が出るなら全然OKだと思います。

ホリエモンがこう言ってたから」とか「スティーブジョブズの思考法を分解して云々」みたいな「意識高い系」でいることは恥ずかしいことだけど、それが何か新しいことを始めたりするキッカケになるならいいことだと思います。

意識高い系の自己啓発本を読んだときはヤル気が湧くけど行動しようとすると勇気が出ない、というのでもいいじゃないですか。だったら毎日自己啓発書を読めばいいです。「読んだ時だけヤル気が出る」体質ならそれを逆手にとって、「常に読んでる状態」にすればいいじゃないですか。朝昼晩つねにスキマ時間にスマホアプリで有名人の名言を読んでヤル気カンフル打ちまくったらいいんですよ。

複雑に考える

物事を常にシンプルにとらえようとする人がいます。けれども「どうやったって複雑さは免れない」ケースというのが世の中にはいっぱいあります。そういうケースではシンプルに本質を抜き出そうとすること自体が意味のないことになります。

ある課題が、シンプルに捉えることで解決への道が拓けるのか、それとも複雑さを免れないのかを見分けるのは、結局はドメイン依存の経験や知識が必要です。

もしあなたが複雑な状況を複雑なままに説明したら、なんか頭良さげな人から「あ、それは要するにこうこうこういうことですから、こうすればいいんです」みたいなこと言われても気にしないことです。たいていの問題は凄く頭のいい人が解決を試みようといっぺんは考えたりしてるものです。解決してない問題はシンプルな解決策が無いことも多いですから。もしシンプルな解決が出てくるとしたら、それは頭のいい人の頭からではなく、そのドメインのことを考え抜いた人の頭の中からです。

まとめ

つまり大切なのは、世間から好かれることよりも、自分に合ったスタンスを取って元気なことだと思います。人から「アイツはちょっとなぁ」みたいに思われてもどうせ80年もしたらみんな死んでるんだから、関係ないです。