独立性を保つ

それなりに活動していると、それなりに色んな所からお声掛けをいただく。

レベニューシェアにするから無料で開発してくれ、ストックを後で渡すから無料でこれやってくれ、ちょっとこういうことやりたいんだけどプロトタイプが出来たらビジネス化するからもってきて、etc.

こういう話を全て受け入れるわけではないけど、ときどきやったりしてる。今まででいうと3つくらいかな。いずれも失敗に終わった。

で、今も2つくらいやってるのだけど、ちょっとどうしようかなと。あくまでも他人の考えたビジネスを手伝うというものだし、また技術的なところの手伝いを依頼してくるだけあって依頼主は技術にあまり詳しくない人だったりもする。そのため、毎度儲かりそうな気はするが技術的な面白味がないのでイマイチ全力でやれない面がある。

逆に、仮にあまり儲からなそうな話だとしても、技術的に高度で凄く面白そうだとしたら僕は全力でやり切れる気がする。つくづく思うんだけど、成功するかどうかはエグゼキューションに掛かっているので、自分が興味を持って全力でやれるかどうかという基準を何よりも大切にすべきなのだ。

なので、ちょっとスタンスを変えようかと。本当に技術的に興味があるプロジェクトのみタダ働きをすることにし、それ以外は基本的にきちんと最初からお金をもらってやる。お金を出さないなら他へ行ってくれとキッパリと伝える。

ミーティングや情報交換や本業のついでにできることへの協力は大いにするとしても、資料を作ったり開発したり営業したりといった実作業が発生するものは株やレベニューシェアは要らないのでその都度見積もりを出して対価を要求してやる、という風にしようと思う。

それで、やっぱり自社プロダクトに注力して、アドファイブとして製品を出していきたいと思う。