技術的必然とオプトイン・オプトアウト

数年前だったらウェアラブルデバイスなんてイケてないでしょ、って思ってたが最近はJAWBONE Upつけてる人をちらほら見かける。ガジェットはスマホ1台で十分だと思ってる私にはウェラブルの良さはまだ分からないが。

面白いのは、その手のウェアラブルガジェットはデータをクラウドに貯める設計になっていて「ガジェットの購入=オプトイン」を意味することだ。スマホより専用ガジェットのほうが個人情報漏えいの心配は小さいのだろうか。

多くの人はあらゆるWebサービスがログをサーバ上に蓄積してることへの抵抗は小さい一方、個人情報の取り扱いにはとてもナイーブだ。技術的必然性があると受け入れるのに、選択可能にすると迷うのだ。

選択肢を与えることは責任を負わせることになり、ユーザはそれを嫌うのかもしれない。ならば極論かもしれないが、Web業界としては個人情報を必然的にベンダーが管理せざるを得ないような技術を標準化したらよいのかもしれない。